オフショア口座が規制される前に
オフショア(海外)口座への制限
2001年9月11日の同時多発テロ以降、外国人が海外で銀行口座を開設することは困難になってきています。それは、アメリカが世界の金融機関に対して、テロ組織に資金を提供したり、便宜を図る事を防止するため、オフショア口座(口座開設者の住所が現地にない預金口座)の開設を厳しく制限するようアナウンスしているからです。
テロ事件以前はどこの国でも口座開設の希望があれば、比較的自由に開設できましたが、現在では、その国のその銀行の口座保有者等の有力な紹介者(つまり、確実な身元保証)がいない限り、口座開設ができない国や銀行が増えてきています。
金融制度が根本的に違う社会主義国では、紹介者なしで、しかも比較的容易に口座開設はできるようですが、社会情勢不安や通貨不安があるので、社会主義国や発展途上国の通貨での「オフショア(海外)口座」は、リスクのない「安全」「有利」「堅実性」を求める一般の日本人には論外でしょう。
オーストラリアでは、外国人である日本人、しかもオーストラリアに住居がないいわゆる旅行者でも銀行口座を開くことが可能(一部、例外あり)です。勿論、テロ防止を目的に、一定の条件を満たさない場合、旅行者でも口座開設はできない場合や、旅行者や学生に制限をしている銀行もあります。反対に55歳以上のシニアであれば優遇される特定の銀行口座などもあります。テロ防止を目的に外国人に規制をかける銀行はまだ少ないですが、いずれオーストラリアでも規制が厳しくなることが予想されますので、できるだけ早い機会にオーストラリアの「オフショア(海外)口座」を開くことをお勧めします。それも、(日本政府の規制をさけて金融危機や不利な源泉徴収・贈与税・相続税を回避する為には)日本国内で設定するのではなく、オーストラリア滞在中に「オフショア(海外)口座」を設定しなければ意味がありません。
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