２００８年7月17日号

ケアンズ到着！栗城　信弘さま＆清美さまご夫妻

約半年の予定でケアンズに滞在をされる栗城夫妻が７月７日に到着しました。今月から、このお二人のケアンズ滞在記を紹介していきます。「将来はオーストラリアで働いて暮したい」、そんな思いで１年前にＣＱＬＡの「３０・４０代の海外で働きたい方のためのコンサルタティング」を受けたお二人。これからが夢の実への冒険の始まりです。「人間、本気で頑張れば、必ずやいつか道は開ける」そんな藤井の叱咤激励に目を輝かせながら頑張るお二人です。今回は到着編です。

夢の海外暮らし
２００７年７月７日、それは私たち夫妻（ヒロとキヨミ）にとって３度目のケアンズ空港到着でした。すでに早くも８日間が過ぎました。アッという間に過ぎたという言葉が適切かどうか？は、今の時点ではまだはっきり言えないのが正直な実感です。というのも、今回のケアンズ滞在の目的は、過去２回の観光目的ではなく、以前からの二人の共通の夢であった「海外に移住して暮らす」という夢の実現への挑戦が目的だからです。

夢から現実へ
ニュージランドの教会で、結婚式を挙げてから１０年来、「いつかは海外で暮らしてみたい」という思いは、当初はリタイヤー後、もしくは生活がある程度安定してからと夢に描いていました。ところが、ヒロが責任者として勤務していた会社の営業所の閉鎖が決まり、他の営業所への移動や転職などを色々と考えることになりました。そんなある日、住まいのある九十九里浜で海を眺めながらその事について話をしていると、どちらともなく「新たに挑戦するなら思い切って夢の実現にエネルギーを費やしてみようか。長いようで短い貴重な人生を中途半端に生きて過ごすよりも、自分たちが好きなことのために一生懸命に生きた方が、結果はどうであれ、悔いは残らない。中身の濃い充実した時間を過ごせば、後悔のない人生をおくれるのでは？」という結論に一致しました。不安や失うものを考えればキリがない程多くのリスクもあります。でも、それが「人生」を生きることなのかもしれない。それまで積み重ねてきた大切な人たちとの思い出や経験がより素晴らしいものだったと感じました。

CQLAとの出会い、そして...
それから３ヶ月、インターネットや本など様々な方法で情報を集め、多くの会社に問い合わせましたが、いずれの会社も私たちの年齢や諸条件（＝英語ダメ、資格なし、資産なし）への返答は、かなり厳しく、現実的に不可能に近い回答ばかりでした。現実の壁の前になすすべもなく、ほとんどあきらめかけた時、前回のケアンズ訪問の際に宿泊先で入手した資料がずっと気になっていたので、「もしやあの会社なら」と連絡したのがCQLAでした。その運命的な出会いで、その後、藤井代表がセミナーで来日した際、多忙な時間を裂いてもらい、コンサルタントを受けました。面談で私たちの熱い思いを理解してもらい、逆に、不可能を可能にする勇気と努力をする覚悟があるか？とエールをおくられました。その後、私たちが出来るだけ有意義な時間が過ごせるようにと、何度ものメールでのやり取りで綿密なプランを作成してもらいました。おまけに、計画が半年延長したとき、藤井代表は、低レベルの私たちの英語力をケアンズに行くまでの６ヶ月間の間に少しでもレベルアップするようにと、ご自分のプライベートな時間を使ってボランティアで月２回、二人の英語の勉強まで面倒を見て下さいました。

ケアンズ暮らしのスタート
藤井代表はケアンズでの唯一の頼りなのでとても心強く、ついつい親戚のように甘えてしまいます。到着後、２週間はＣＱＬAで英会話プライベートレッスンを受け、とにかくレッスンのあと、英語を使うようにといろいろな環境を作ってもらい、毎日、とにかくすこしでも英語が上達するように、常に私たちに励ましや課題をくださいました。しかも週末には、私たちへの慰労をかねて、ご自宅へご招待いただきました。「どうせちゃんと食べてないんでしょう？ちゃんと自炊して食べなさいよ」といいながら、たくさんの手料理を頂きました。そして、今後の英語での生活の心構えなど、たくさんのアドバイスをいただきました。また可愛いミンちゃんとチーキー(藤井代表の家族の一員のネコちゃんです)とも仲良くなれたのも嬉しいことでした。さて、これからいよいよ前途多難な生活がスタートです。来週の月曜日からは語学学校が始まります。又、新たな出会いや感動、不安などエキサイティングな日々になりそうです。今こうしていられる事に心から感謝の気持ちでいっぱいです。CQLAの藤井代表、そしてCQLAのスタッフの皆さんのお心遣いに…。