2007年7月20日号
関西地区 渡辺洋&雅子さんより(今回は雅子さんの巻)
ケアンズを始めて訪れてから、8年になります。若いときから、海外旅行をしてきたわけではないのですが、なぜか、いつも抵抗無く海外を訪れていました。(すいません。数少ないです。)初めて訪れた台湾では、日本語が通じると聞いていたのに、ホテルの方も、タクシーも、喫茶店のお姉ちゃんも、英語で話しかけてきました。その時、どこに行くのも、英語が必要なんだと、実感したんです。
実は、私は英語が得意なはずだった・・・。中学校の英語の成績は、3年間「5」でした。(自慢・・・)でも、日本の英語教育は、話せる英語の授業ではなかったんですよね。これには、多くの人がうなずいていると思います。私の英語好きは、赤ちゃん?の時からです。若い両親は、とても洋画が好きで、よく映画館に連れて行ってもらっていたようです(覚えていません)。
余談ですが、テレビが各家庭に普及し、日曜日に「洋画劇場」という番組が始まりました。第1回は「裸足の伯爵夫人」だったように記憶しています。テレビで洋画をするというので、一家で見ていました。
ということで、英語は抵抗無いのに、話せない。何となく、言っていることはわかるのに、返答ができない。
そうだ、せっかく、ケアンズに滞在して、時間があるのに、もったいない。英語学校に行こうと、決心しました。でも、テレビでずっと英語が流れてる環境で、頭痛がしてたんですよね。ま、とにかく行動あるのみ。
ケアンズ市内の語学学校に行き、入学試験を受けました。面接と、リスニング・筆記試験です。案の定、一番下のクラスです。(トホッ) パートナーは「バカボンズクラス」と呼んでいました。
もう、ドキドキで授業を受けたのですが、いろんな国の方たちが来ていました。イタリア・スイス・韓国・チェコ、そしてジャパン。隣に座った美しいスイスの女性。この方が、ほんとに英語ができなくて、その女性に私が英語を教えながら(なんでやねん!)の授業でした。彼女の母国語はドイツ語です。というクラスだったので、私はバカボンズクラスの優等生です。授業が終わると、「宿題は何て言ってた?」とみんなが質問してきました。
と、自慢はさておき、この小さなクラスに、定年退職された男性から、中学生まで、そして、各国からの学生さんたちと、とても楽しく授業を受けることができました。最初の授業の帰り道、韓国の若い女性が話しかけてくれました。(もちろん、英語)簡単な会話でしたが、「うゎ!私、英語で話している。」と、とても感激したのを覚えています。
英語学校の話は、まだまだあります。続きは次回で・・・。
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