オーストラリアの安心・快適ロングステイ
CQLAホーム
CQLAについて
会社概要
ロングステイについて
CQLAの活動
体験者の声
CQLAクラブだより
交流会&遠足
CQLAでの体験
コンサルティング
賃貸サービス・購入物件サービス
オーストラリアの宿泊施設
プログラム
オーストラリアに関する各種セミナー
FAQ
お問い合わせ
ご予約
お役立ちリンク集

CQLAクラブだより


2007年6月29日号

関東地区 名賀敏之さん&リヨ子さん

わが家と国際交流

わが夫婦は、ともに国際交流に入り込んだ歴史は古く、まず1976年、友人と有志30数人が資金を出し合い、国際親善クラブ(IPS)を東京の四谷に立ち上げました。主に都内の大使館、領事館等の方々を対象に文化、スポーツ、芸術などを通じて幅広く交流を行ってきましたが、高い理念(?)もむなしく資金が瞬く間に底を尽き約5年で幕を閉じてしまいました。基本的にはボランティアとはいいながら、クラブ維持には、かなりの経費がかかることを甘く見た結果でした。しかし、ここでの経験は、大いなる反省材料とその後の国際交流活動に大きな糧となりました。

いま、東京都板橋区文化・国際交流財団(ICIEF)の中心メンバーとして、国際交流サロンを月に一度開催しています。この国際交流サロンは、お友達を作りたい!日本語でお話がしてみたい!そんな外国人と、日本人が気軽に出会える場所です。ケアンズで知り合ったM子さんも加わり、時には食事会やピクニックなどを催しています。活動内容は下記ホームページで紹介しています。

ICIEF 国際交流ボランティア 企画2委員会

わが家では時々、小さな国際親善ということで、外国人を家に招きミニホームパーティを開くことがあります。中国、韓国、マレーシア、米国、などさまざまな国の方が来られ、狭いリビングダイニングに押し込まれたように座ります。餃子パーティをしたり、イランの正月の時には、イランとニュージーランドの学生を呼んで、一緒に伝統的な飾りつけをし、お互いの自慢の料理を作り合ったりもしました。

日本では、国際交流のボランティアを希望する方が多くいますが、ほとんどの方が長続きしません。その理由は、「国際交流=英会話」という図式でやって来るからです。国際交流の場に来る外国人は、英語圏の国の人たちとは限りません。どちらかというと非英語圏からが多く、彼らが希望する日本人の主催する国際交流の場は、自国語ではなく、日本語での会話を望み、また日本人の心を知りたいと来るからです。そんな中に、英語を自慢げに使いたがる日本人が歓迎されないのは当然であり、実に迷惑となります。もちろん、そんな方はお断りするか、自ら失望して2度と来ません。

国際交流で大切なことは、巧みな言語ではなく、相手をもてなす心です。美しい日本語、そして日本人としての気構えが第一です。わが夫婦は、米語、北京語を多少話しますが、彼らとの間ではよほどのことがない限り日本語で押し通しています。

ケアンズ滞在中、CQLA代表の藤井さんに誘われて参加したパーティーは、場所こそ高級リゾートのペントハウスでしたが、お国柄の異なる友人たちを集めてのホームパーティーで、よそ者のわが夫婦の居場所にまったく違和感を感じさせない素敵な時間でした。さまざまな国の方々が、集いあい、心を通わす、まさに国際交流の原点があるようでした。

8月の第一土曜日には、わが家のすぐ近くの土手で、2万発の花火大会が開催されます。一尺玉のドスーンと体に響きわたる音を外国人がきっと楽しんでくれることだろうと思います。


このページの上へ




Copyright (c) Cairns Quality of Life, Australia.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission from us
.