『海外での起業の夢を現実に!』 60代男性STさん
定年の年齢が少し見えてきた50代前半、「まだ自分自身の力を試したい」、「このまま定年するのは残念」、「かつて海外転勤でお世話になった国で恩返しがしたい」というさまざまな思いから、一大決心の末、日本の大手企業を早期退職し、昔、転勤で現地社長を務めたおかげで色々とコネクションのある国で「日本そば」の店を開くことを決意しました。(また当時、その国には「日本そば」という日本の伝統文化は誰も紹介していませんでした。)
勿論、身内兄弟からは「なぜ、一流企業に勤めていながら早期退職や現地でビジネスを起こすなんて考えるのか?」と当然、猛反対を受けましたが、家族の理解をうけてやはり夢を実現すべく、一歩ずつ準備にかかりました。
そもそも何故、アジアのその国で「日本そば屋」かと申しますと、それには理由があります。
この国には、麻薬栽培者も多く、それが社会問題になっておりました。では、麻薬の代わりにそばを作ってもらえれば、健康でかつ国の役にもなるのではないかと思った訳です。(文章にすると簡単ですが、そこにいたるには、いろいろございました)
しかし、現地にネットワークがあっても、海外で外国人である私が一人で開業にこぎつけるまでは、本当に多難な道でした。政府の色々な決まりだけでなく、現地で現地人を雇おうとしたのですが、これは本当に至難の技でした。
とにかく、大企業で長年勤務していた頃には想像しないようなAからZまでこなさなければならないばかりか、外国で、しかも個人でゼロからの起業ですので、とにかく壁にぶつかることが日常茶飯事でした。
まだ頭の中でビジネスプランを構想していた頃、小麦に強いオーストラリア(タスマニア)から原料を輸入できないか?という案が浮上してきました。
但し、それを個人で交渉し、実現するには、英語ができないといけません。英語の堪能なアシスタントがいるわけでもないので、これも自分でしなくてはなりません。
そんな折、朝日新聞の記事でCQLAさんを知り、英語の勉強のためケアンズに滞在することになりました。
ケアンズでは、藤井さんにお目にかかり、海外での起業からオーストラリア事情まで色々な相談を受けました。
これが、私の開業の実現、そして成功へ導く大きな原動力になりました。
オーストラリアの国立大学で、経営修士学を取得されただけあって、大変論理的な手法で相手を説得する方法など、海外での起業に有益なアドバイス、そして勇気ををいただきました。
また、日本人女性が単身オーストラリアで会社を起こし、地元から信頼される存在になるまでの、彼女自身のプロセスは圧巻で、大変勉強になりました。
この『藤井さんのコンサルティング』と、その後のケアンズでの4週間の滞在での英語の猛勉強のおかげで、タスマニアでの実地調査も終え、帰国後は、そば作りに励むべく、日本でそば修行に入りました。
現在では、おかげさまで、現地の方々がたくさんお越しいただける現地でも人気の日本そば店となりました。
今では、日本のマスコミの取材もたくさん受けるようになり、忙しくしております。
目的も定まり、よしやる!と決めても、海外での起業は「壁」だらけです。
その「壁」をいかに超えるか、また事業を推し進める気力を維持するには・・・など経営者にしかわからない部分の相談も受けることができるので、いろんな場面でお悩みの方は、一度CQLAのコンサルティングを受けてみられることをおすすめします。
きっと道が開けてくると感じるはずです。
<藤井さんへのメッセージ>
更に事業を拡大してアクティブに活躍されている様子で自分の事のように嬉しく思います。
業種が違うとはいえ海外でビジネスをスタートさせて、発展させていく事がどれ程大変かという事は私自身が一番よく理解していますので、藤井さんの活躍には遠いアジアの他国から心を込めて拍手を送りたいと思います。これからも、時代を先取りし何がビジネスになるのか嗅覚をきかせて大いに活躍して下さい。大きな成功を最後に勝ち取る事を真に願っています。
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