「海外を舞台に活躍するという夢の実現への挑戦!〜ケアンズでの5週間の滞在で得たもの〜」 大学生(20歳) 木村悠介くん
4年前に、まだ僕が高校生だった頃、家族旅行でCQLAさんにお世話になりケアンズへ行きました。
その時、家族でCQLA交流会に参加して、僕が、自ら英語でスピーチしたのをとても褒めて頂きました。
この夏、大学の休みを利用して英語を勉強するために行き先を探していた時、両親の奨めもあってより安心できるCQLAさんのお世話になろうと決めました。
そしてケアンズのJCU大学付属の語学学校にホームステイをしながら5週間通いました。その中で代表の藤井三香さんからは、僕の人生でプラスになるアドバイスをたくさんいただき、英語力はさることながら、(両親が一番望んでいた)人間的に少し成長して帰ってこれたかなと思います。以前、聞いていたリスニング用の教材も今では簡単に聞き取れるようになりました。
また、英語学校では入学から一週間過ぎたあたりから、授業中にも積極的に英語で発言できるようになり、自分ではspeakingの能力がもっとも伸びたと思います。英語力上達に関して、三香さんから頂いた「英語を音として聴く」というアドバイスは効果的でした。これからも音として聴けるように心がけていこうと思っています。
学校では、僕に良い刺激をくれる多くの友人ができました。なかでも中国からの友人、沖縄そして大阪からの友達はいずれも僕よりも人間的に見習うべき人ばかりでした。彼らは自分の将来についてよく考え、将来に向けてのビジョンも描けていました。僕には欠けていた「自らが、自らのためになる行動を起こせる人たち」でした。これは三香さんのアドバイス「現状に満足するな」に合致していました。この滞在で得た友達とは長く付き合っていきたいと思います。それとともに「現状に満足するな」という三香さんの格言を僕の胸に深く刻もうと思っています。
僕の将来の夢はエアーラインのパイロットになることです。そのためには、どうしても英語の能力が不可欠になります。
CQLAさんはプランニングの段階で、僕の英語学校滞在5週間を最大限に有効にするために、入学前のウォーミングUpの個人レッスンを設定して下さいました。この事前の集中講義のお陰で、1年ぶりの外国と外国人へのプレッシャーもなくなり、英語の音が比較的スグに慣れるようになりました。ケアンズへ到着して5日後の入学試験でかなり上のクラスに入ることができたのも、授業に抵抗なくついていくことができたのも、このCQLAさんの僕にあわせたプランニングのお陰だと思います。
そして5週間の滞在中、毎週、カウンセリングをうけました。三香さんとの会話の中で、英語学校での授業への参加の仕方、英語を使ってコミュニケーションをすること、ホームステイ先のファミリーとの接し方など、僕が毎週、疑問に思う問題を、どう対処すればいいかを学びました。毎週、その週の課題をもらうのですが、豪日協会のビラ配りから「英語を習うのが目的の英語学校の生徒ではなく、大学内にいる英語で勉強している人たちに話しかけなさい」という三香さんの課題は、最初は知らない人、ましては外国人に英語で話しかけるのがドキドキでしたが、2週間目になって、はじめてその意味がわかりました。なかでも大学で法律を勉強している40歳のオージー男性からは、もっと学びたいと思いました。そしてこれが、三香さんの言っていた意味なんだと経験から習得しました。
毎週のカウンセリングで、僕の課題の成果をみながら、ペースをあげて行ってくれた三香さんは、中盤から「英語学校の授業は慣れたでしょう。それだけでは物足りないでしょう」と言われるようになりました。 そして僕のパイロットへの夢を知っている三香さんは「ケアンズでしかできないことをやってみなさい」というアドバイスをしてくださいました。
三香さんは僕の将来のために「オーストラリアではどうやってパイロットになるのか調べてみたら」と言われました。つまり国際線のパイロットになるのなら、英語の世界でパイロットになる道や方法を「自分で調べてみて、自分で勉強しなさい」という意味だったんです。その後、放課後や休日に少し調べていくと少しずつ理解できました。どうしてもっと早くにその意味に気つかなかったのかと悔んでいると「過去を振り返っても仕方ない。すべては学び。無駄なことは一つもない。」と言って、残された滞在期間を、僕が最大限に有効活用できるように、さらに僕を導き、時間を作ってくださいました。
そしてケアンズ空港にあるフライトスクールで体験フライトができるということがわかり、三香さんの協力で訪問することができました。あちらの都合で体験フライトはできなかったのですが、ベテランパイロット2人と話すことができたのは、僕のこれからの夢に対して大きな一歩を踏み出すことができました。
この5週間は僕の人生の中でターンニングポイントになりそうなほど、人間的に成長できた滞在でした。この経験を生かすも殺すもこれからの僕次第だと思っています。両親がなぜCQLAへ世話になれといったのか、今は意味が分かります。これほどの経験ができたのは全てはCQLAさん、三香さんのおかげです。この場をかりてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
お母上様からのお礼のメールより抜粋
私帰国してからのAは、三香さんに教わった事を話し、そのことについて自分が考えた事を、たくさん話してくれました。
今までの自分を自ら振り返って考えた事をいままでの彼にはなかった、「一生懸命な目」をして話しました。
息子は、三香さんに言われて初めて自分で気がついた事が、素直になって考えられ、それを拡げていける様になりました。
三香さんにご指南いただいた事は彼の人生に大きな柱となりました。教えていただいた1つ、1つが、しみ込んでいった様子が彼を見ていてよくわかります。
息子のその後は、「ケアンズでついた良い習慣を壊したくないから」と朝も早くに起床し、家事を手伝い、学習(すべて英語で)と、今後の指針に余念がなく、、、、、、。
私としては正直、気持ち悪いです。
今日は大学のキャリアサポートセンターへ事前アポを取って出掛けています。
航空会社への就職に向けての情報収集や、今から準備出来る事、先輩方の話、等々「自分ひとりでは、知りえないものがあるはず」と言って出て行きました。
大学が始まってからも、「英語を話す時間をもっと増やすために」とネットで社会人の方々で運営されている2,3の「英会話サークル」を見つけ、体験参加のコンタクトを取っているようです。
ちょうど大学の後期の単位登録も始まるので、英語での授業プラス、ディスカッションがある講義を選択しようとしています。
あと、「お母さんならどうする?」となにかと相談を持ちかけてくるようになり、今まで聞く耳すら持ち合わせてなかった人間とは思えず・・・
本当に、師匠の教育は偉大です!!「親なんてものは全く無力なものなんだねぇ・・・」(卑屈な思いではなく)主人としみじみ、海の向こうから感謝しています。人生の中で「師匠」と崇める人に出会えたAは、本当に幸せ者です。 |