場所
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タスマニア・ホーバート「B.P.ゲストハウス」ステイ |
最少催行人数
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1名〜2名 |
コース所要時間
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2泊3日(含む:フルブレックファースト×2回) |
催行日・時間
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随時 |
料金
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CQLA会員参加料金: A$220〜/1名(但し2名以上)
一般参加料金: A$264〜/1名(但し2名以上)
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備考
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宿泊費2泊3日ですが、延泊可能です
空港からの送迎は、現地にて各自現金払いとなります。 |
ケアンズからは、シドニーまたはメルボルン経由の国内線で約7時間。ホーバート(Hobart)は、タスマニア州の首都として、そして南タスマニアへの旅の拠点として、歴史探求から、食はシーフード、そして各種のワインがお楽しみいただけます。季節は、1−3月がベスト・シーズン。ケアンズの長期滞在中に夏服のまま、2−3泊の短期滞在をお楽しみください。また8−10月は冬の季節で雪も降りますので、この時期に訪問の場合は冬服とコートは必需品です。
今回ご紹介するホーバートの宿舎は、街の中心まで徒歩5分、レストランや有名観光スポットも徒歩圏にあります。勿論、宿舎へは各種バスツアーのお迎えが可能ですので、レンタカーなしでも十分にお楽しみいただけます。勿論、車があれば、海沿いやウェリントン山(Mt.
Wellington)への快適なドライブもお楽しみいただけます。ちなみに、宮崎駿原作の『魔女の宅急便』の町並みはこのホーバートが元になってつくられているとのこと。海からのなだらかな丘、山など、ケアンズとはまた異なる独特の港町の雰囲気をお楽しみ下さい。
初めてタスマニアが発見されたのは1642年。オランダ人のアベル・タスマン(Abel Tasman)がこの地を「ヴァンダイメンの地(Van
Diemen's Land)」と名付けました(シドニー発見の16年後と言われています)。その後、ヨーロッパからの移住が始まったのが1804年。ホーバートの歴史は、ポートアーサー収容所の歴史でもあります。その歴史は、1853年5月26日に最後の収容船がホーバートに入港したのを最後に終わりを告げ、1856年、英国の植民地としてタスマニア(Tasmania)」と命名されました。
1.ポ−トア−サ−収容所跡
ポートアーサー(Port Arthur)収容所の歴史は、まさにタスマニアの歴史ともいえます。ポートアーサーは、1830年には木材場でしたが、1833年、英国からの囚人収容所としての歴史が始まりました。その後、施設内には、木材場、レンガ工場、釘工場、ガーデンのタイル工場、小麦粉精製所、靴や服の製作場ができ、1840年代には、経済的に完全に自給自足の施設となりました。
記録によると、英国からオーストラリアに送られた罪人の平均年齢は26歳で、その総数は16万4千人。当時は「一斤のパン」を盗むだけでオーストラリアへ島流しの刑とされました。多くは平均7年間の刑で、刑の終了後にはタスマニアの移住者として残る権利を与えられましたが、5人に一人は終身刑だったとのことです。1803年から1854年の50年間のオーストラリアへの島流しの歴史では、およそ7万人がタスマニアのポートアーサー収容所に送られ、約1万2千人がここで終身刑となりました。

2.バッテリー・ポイント
現在では、ホーバートを訪れる世界各国の旅行者たちがあこがれる高台の住宅地バッテリー・ポイントですが、その背景には1818年、フランス軍攻撃から身を守る鉄砲台として、またタスマニアの最初の居住地域としての歴史があります。

当時、家のサイズはその個人の社会的立場と同等とされ、アーサーズ・サーカス(Arthur's Circus)にある小屋のような家々から、豪華な邸宅まで、さまざまな家がここには立ち並びます。現在でも100年以上前の概観とその姿をそのまま残しながらも、おしゃれなレストランやお店が並ぶ美しい町となっています。また、有名なサラマンカ・プレイス(Salamanca
Place)のすぐ裏の山手、そして町の中心ヨットハーバー・マリーナからも徒歩5分というロケーションですので、ホーバートではもっとも注目される地域です。
3.サラマンカ・プレイス
タスマニアの中心、ヨットハーバーとマリーナの山手側に位置するサラマンカ・プレイス(Salamanca
Place)。現在では、お洒落なレストランやショップが並ぶ通りとして、昼も夜も地元と観光客として賑わう有名なスポットですが、もとは港にあった倉庫街(1835−1860年代)をヨーロッパ風に改装したもの。ここには日本食レストラン他、小さな高級スーパーマーケットや酒屋もあり、裏の山手の住宅地バッテリー・ポイント(Battery
Point)に住む人たちのショッピングポイントにもなっています。
また、毎週(土)に開かれるサラマンカ・プレイスの野外マーケットには400店以上の店が立ち並び、観光客と地元の人たちでいっぱいになります。

4.その他の観光情報
タスマニアにしか生息しないタスマニアン・デビルの見学は、Tasmanian Devil Conervation Parkがお薦めです。また世界でも最も美しい港のトップ5に数えられるホーバートのクルーズならWinery
CruiseやRiverDerwentがお薦め。
ポート・アーサーへの日帰りツアーもHobart to Port Arthur で可能です。
またホーバート滞在中に、オーストラリア特産品として有名な、タスマニア・ビールCascadeとCadburyのチョコレートの工場見学ができます。
勿論、ホーバート市内での徒歩で歴史探求がお望みならPenitentiary Chapel Histric Site収容所で昼のツアーや、夜の肝試し探検ツアーがお薦めです。
B.P.ゲストハウス
ヨーロッパの香りのするコロニアル調の美しいゲスト・ハウス(一軒家)です。
バッテリー・ポイントという丘の上の住宅地に位置し、タスマニアの中心、ヨットハーバーとマリーナ、またその山手に位置するサラマンカ・プレイス(Salamanca
Place)まで、徒歩数分の距離ですので、街の散策にもお食事にも非常に便利なロケーションです。
B.P.ゲストハウスは、1880年代に隣接するお屋敷(現在はLennaという高級ホテル)のCoach
Houseとして建てられましたが、現在は歴史的な建物として国の指定を受けております。
建物の外観は昔ながらの趣を残しながら、内装は最新の設備が施されており、エレガントな雰囲気の中にも、現代生活に欠かせない設備をすべて備えたすばらしい宿泊施設です。
各ゲストルームは、各室トイレ・シャワー付。また、各部屋には通常のコーヒー&紅茶だけでなく、コーヒー豆やクッキーも無料で用意されており、快適なプライベートスペースです。
特にエンパイヤー・スイート・ルームは、あの豪華客船タイタニックの内装をイメージして再現されていますでの、タイタニックファンには魅力のお部屋です。
また、共有部分であるゲストラウンジは、24時間いつでも自由にお使いいただけますので、お好きな音楽もCDでお楽しみいただけます。
ここのお薦めの一つが朝食(無料)です。レストランでもこれだけの朝食メニューはなかなかありません。まずは、生ジュースと挽きたてコーヒーを頂きながら、ゆっくりとお好みのメニュー選び、お好きなだけオーダーしてください。(メニュー例:オムレツ、フレンチトーストのバナナ添え、パンケーキのストロベリー添え、ベーコン・トマト・ソーセージ・マッシュルームなど)太陽のあたるサンルームで、緑豊かなお庭や港街の眺めを眺めながら、お薦めのフル・ブレックファーストをたっぷりとお楽しみ下さい。
B.P.ゲストハウスのご滞在は、個々のお部屋の中だけで過ごすのがもったいないくらい豪華で心地よい食空間ですので、まるでご自宅の居間にいるような気分でゲスト・ハウスをご堪能いただけます。
皆様を暖かく迎えてくれるのは、オーナーのFayとMike。夜間はお向かえの自宅にいますので、緊急の際でも安心です。


B.P.ゲストハウス周辺
レストラン
この宿泊施設周辺には、ホーバートでも有名なイタリアン・レストランDa Angeloやシーフード・レストランKelly's
Seafood Restaurantがあります。また Prince of Wales Hotelでは、カジュアルなお食事やバーが簡単に楽しめます。いずれもバッテリー・ポイント・ゲスト・ハウスから徒歩数分です。
また、サラマンカ・プレイス(Salamanca Place)には、日本食レストランもあり、B.P.ゲストハウスから徒歩でいけます。
ヨットハーバーとマリーナには、シーフードとワインがカジュアルに楽しめるBlue Skiesがお薦め(ここのたこのマリネは最高)です。B.P.ゲストハウスから徒歩5分程度です。
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Blue Skies
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Da Angelo
Ristrante
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Kelly's Seafood
Restaurant
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Prince of
Wahles Hotel
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空港バス
空港バスの停留所は、B.P.ゲストハウスの斜め向かいの(すぐ隣の道に歴史的な建物として有名な)ホテル Lenna of Hobartの前に停まります。停留所から宿舎まで徒歩1分。空港シャトルバスは事前に予約が必要です (現行料金:片道$12・往復$20)。B.P.ゲストハウスのオーナーFayまたはMikeに出初前日までにご予約ください。

サンプルスケジュール
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1日目
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ケアンズ⇒シドニー シドニー⇒ホーバート
到着後宿泊施設へチェックイン
街の散策
近隣のレストランでディナー |
2日目
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フル・ブレックファースト(無料)
歴史散策 (ロイヤル劇場、囚人礼拝堂、判事裁判所、タスマニア博物館など)
Tasmanian Devil Conservation Parkで、タスマニア・デビル見学
近郊のレストランでディナー |
3日目
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フル・ブレックファースト(無料)
チェックアウト
ホーバート⇒メルボルン メルボルン⇒ケアンズ |
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