オーストラリアの安心・快適ロングステイ


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お客さま各位

CQLA通信 <2011年8月12日>   

日本は猛暑が続き、熱中症が続出しているようですね?
お盆休み休暇に入られた企業もあるかと思います。是非、節電と健康のバラン
スを取りながら、暑い夏を乗り切って下さい。

さて、世界は今、米国のの格下げによる経済危機が世界に及ぼし、欧州はギリ
シャ・スペイン・イタリア・スコットランドと経済爆発寸前があいつぎ、アフガニスタ
ンではNATO軍のヘリコプターが砲撃を受けて米兵ら38人が死亡、イギリスで
はロンドンから地方に飛び火した暴動で英国全土での逮捕者は1200人以上
に上っています。

アメリカもイギリスも、財政改革の一環で、軍や警備の予算を削るしかなく、、そ
れを逆手にとるような暴動、、、まさに「経済」の低下は、「治安」の低下を引き起
こすという現実が、世界のあちこちで同時テロのように続出して、気がめいるば
かりです。

しかし、有り難いことにココ南半球オーストラリアは、、、暖かい「冬」の日々です。

「冬」といっても8月のケアンズは「最低気温12度」「最高気温26度」のとても
すがすがしい日々、、、これが一年中温暖なケアンズの「冬」です。

まさに、今、一年でこの数カ月間が一番快適な季節のケアンズからの発信です。

■━━━━━━━━━━━━━今回の内容━━━━━━━━━━━━━■

【1】米AAA格下げから始まったダブル・ディップ世界経済危機への動揺

【2】CQLA「オフショア口座から学ぶ」:2011年9月〜の受付スタート

【3】藤井三香のオーストラリア・ケアンズ便り

【4】おすすめの宿泊施設

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

【1】米AAA格下げから始まったダブル・ディップ世界経済危機への動揺

米格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)が8月5日、米国の長期信用
格付けを最上級の「AAA」から「AA+」に引き下げた事から発し、「2008年
リーマンショック時の二の舞になるのでは?」というダブル・ディップ危機感が
世界中に蔓延。世界市場は大きく変動を繰り返す、超パニック状態が続いて
ます。

S&Pは、8月2日国会通過の「財政赤字削減計画が米国の債務の安定化に
は不十分である」との見解から、今回の格下げを決定。米国を「AA+」と格下
げしましたが、今後1年から1年半の間にさらなる格下げが行われる可能性も
あるといわれており、世界マーケットは、まだまだ動揺し続けそうです。

米商務省が8月11日発表した6月の貿易統計によると、貿易赤字は530億
7000万ドルに拡大し、2008年10月以来の高水準。

世界で最も安全な投資先とされてきた米国債の格付けが「AA+」に格下げされ
たことにで、残る「AAA」の資格をもつ国は、英国、フランス、ドイツ、スイス、ス
ウェーデン、オーストリア、カナダ、香港、シンガポール、オランダ、ノルウェー、
そして我らが「オーストラリア」となりました。  
(注:その他「AAA」でも無名に近い「独立国名」などはココでは割愛します。)

欧州財政懸念や米国債格下げなどへの経済不安で、欧米市場の動揺が続く
中、米株価が回復するにはまだまだ時間がかかるとの予測から、米系年金な
どのマネーが日本株を下支え、日本やアジア株に集中していると見られてい
ます。

米国の格下げは「財政不安」を抱える先進国に対する市場の警鐘となり、それ
まで「安全」と見られていた米国の格下げだけに、次なる「先進国の格下げ候
補国」に市場の関心が向かいます。

まずギリシャ国債に対する金融機関の損失が大きい「フランス」、そして次に
GDPに対する債務比率が大きい「日本」が格下げ候補国と見られています。

すでにフランスに関しては、11日世界市場が動揺したことは周知の通り。

またユーロ圏加盟国の間にも、2008年に発生した信用収縮の再発防止に向
けた各国との「政治的結束」も「財政力」も存在しないとの懸念が広がり、ユー
ロ圏加盟国の国債と銀行から資金を引き揚げる動きが出ています。

アジアの銀行でも、欧州の銀行に対するリスク意識が強まっており、フランス
への危惧などを受け、こういった動きに拍車がかかっているといわれています。

日本国債への視線も厳しさを増しています。

S&Pは(東北震災前の)1月、日本外貨建て・自国通貨建ての格付けを「AA」
から「AA−」に引き下げ、その3カ月後(東北震災後)の4月には格付け見通し
を「安定的」から「ネガティブ」にして、一段の引き下げの可能性を示唆しました。

ムーディーズは5月、日本政府の自国通貨建て・外貨建て債務格付け「Aa2」
を引き下げ方向での見直しを発表しましたが、8月内にも見直し結果を公表す
る見通しです。 

格付けの再検討の理由は、日本経済の「成長見通しの悪化」と日本政府の緩
慢な政策対応で「財政再建への懸念」。財政再建が遅れる場合には、格付け
に下方圧力が増大し、さらに下落して「A」格に転落する可能性があるとも言及
しています。

さらに8月8日、ムーディーズは「円高は日本の景気回復にとって信用上、マイ
ナスになる」とのリポートを発表。

日本が着実に景気回復軌道に乗せるには「断固としたテクニカルな政策措置以
上のものが要求されるだけでなく、国会で真剣な長期的改革を議論する必要が
ある」として、あらためて混乱する政治情勢に警鐘を鳴らしています。

米国と日本、、、日本にとって、経済的に「親子関係」にある米国(親)の格下
げは、何よりも今後、日本(子)の経済再建をますます圧迫させる可能性がで
てきるでしょう。

東北大震災から5ケ月、、、それでも、今もカメのように遅い「震災復興計画」と
国の「財政改革」の日本政府。

やっと撤退時期を明確化したとはいえ、口を開けば、自らの業績PRばかりの
中身のない現総理のスピーチを聞くにつけ、「言葉」と「行動」のあわない政権
や国会政治は、米国のコングレスと同様、日本政府が景気回復むけて国家が
一段となって突き進むという見通しは、、、どうにもあり得ないようです。

【2】CQLA「オフショア口座から学ぶ」:2011年9月〜の受付スタート

そんなアメリカや日本を尻目に、2011年8月、米国「AAA」からの格下げによ
り世界中のマーケットが動揺しても、オーストラリア政府は「豪州経済は継続し
て経済が安定中」と強気の態度です。

但し、オーストラリア中央銀行(RBA)は、それまで2011年内に利上げを示唆
していましたが「世界経済の不安定要素を考慮し、政策金利は据え置くことと
するが、今後の見極めは状況次第」と述べています。

実際、豪州経済は2011年度、非常に安定して経済成長しているため、イン
フラ防止として現在のCashレート(公定歩合)は8月には引き上げると言われ
ていたその矢先に米国格下げに始まる一連の世界金融不安が起こりました。

2011年の実質GDP成長率見通しは、最低が日本(1.5%)、米国(3.0%)、
英国(2.0%)、ユーロ圏(1.8%)、オーストラリアは(3.2%)となり、今後
10年間のGDP成長率見通しは1年間の見通しとほぼ同じ水準で、歴史的な
トレンドを下回っています。

先進諸国の中で、豪州だけが「黒字化国家」「豊かな資源国」そして「テロの
ない安全な国」として、世界中からますます注目を浴びています。

詳しくは、今回、さらに更新した「オフショア講座」の内容は、、、、
 
       CQL講座A「オフショア口座から学ぶ」
       http://www.cqla.com/activities_cons_00.html
  
海外での運用をお考えなら、なぜ、あなたにとってまず「重要」なのか?
講師であるCQLA代表藤井三香が、なぜ、最も信頼できる相手なのか?

上記サイトを熟知されれば、ご自分で判断して頂けるでしょう。

注)オフショア受講の受付けは「2011年9月〜」を公式スタートします。
  (申し訳ありあませんが、8月は既に可能な日がありません。)
  既に日程的に詰まっている期間もあります。ご希望の方はお急ぎ下さい。
  多くの方からご希望を承っていますが、「1日1組」が原則の為、お申込み
  の場合、あらかじめ「ご希望日程」を明記頂きますと「日程調整」がスムー
  ズになり、ご希望日GETの可能性が高まります。順番にご回答しておりま
  すので、多少、回答に時間がかかる場合があります。ご留意ください。

【3】藤井三香のオーストラリアケアンズ便り

CQLA通信(不定期配信)に加え、オーストラリアからCQLA代表藤井三香が、
自ら、情報発信しているのが「藤井三香のオーストラリア便り」です。

  名称:【海外のプロ】藤井 三香のオーストラリア・ケアンズ便り
  URL:http://mikafujii.blog100.fc2.com/
      注)CQLAホーム www.cqla.com からリンクされています。

CQLAサイトHOMEの左端の下段「藤井三香オーストラリアケアンズ便り」を
クリックして頂くと、別窓でページがリンクします。

勿論、筆者は、CQLA代表の藤井三香です。

最近は、オフショア講座など「海外口座」に興味をもたれる方の購読希望が多
いようです。

このコーナーは、本来いろいろなトピックでCQLA代表藤井三香が感じること、
豪州で起こっていること、自らのこと、、など広いトピックにわたり、記事を配信
しています。

「社会人大学院生」「企業家」「FMラジオ・プレゼンター」「愛猫家」「バツ一」な
どのさまざまな角度の「顔」をもつ筆者の各種トピックです。

オーストラリアのTV(無料)では、世界各国のニュースが頻繁に流れます。

移民の国ゆえ、SBS局では、朝から晩まで、世界各国のニュースがその国の
母国語で放送(無料)されます。
(注:同じネットワークのSBSラジオと地元コミュ二ティーラジオFM89.1では、
   CQLA代表の藤井三香がラジオ番組を提供しています。)

当然のことながら「英語圏」ゆえ、英語の放送は(日本のように日本語に翻訳
する必要がなく)、世界の大ニュースであれば、たいてい「生」でTV放送されま
すので、ニュースのキャッチはオブラートなくスグにキャッチできます。

常に豪州の経済ニュース、そして英語圏のニュース、英国・米国・ニュージーラ
ンドなど、特にこの2011年、何かとニュース(事件・災害・金融不安など)の多
い昨今は、国会中継、記者会見、首相&大統領のスピーチなど現地から「生」
中継で入りますので、内容によっては、それに対しての状況やコメントをスグに
筆者が「藤井三香のオーストラリア便り」に掲載しています。

日本で配信される世界のニュースより(字幕スーパーしたり通訳ナレーション
への編集する時間がカットされるので)もしかしたら、日本より早いタイミング
で、面白いトピックがトップ記事で更新されるかもしれません!

TVで「生放送」で流れるスピーチは英語で1回だけ流れます。それを筆者が
スグに(聞いたことを忘れないうちに)「藤井三香のオーストラリア便り」に書き
込みますが、いつも経済紙の現地特派員のような記事とは限りませんので、
ご容赦を、、、(笑)。

かなりストレートなパンチが入ることも多々あります、、、、ご容赦を、、、(笑)。

また、昔からのCQLAファンやリピータの皆さまは、CQLA代表藤井三香の健
全バロメーター(?)として、記事を楽しみにしているようです。

忙しくて新規の記事掲載ができず、更新されていないと、多くの方から「新規
記事がないのですが?ご病気ではないですか?」などとCQLAにメールが送
られてきますので、多忙で記事が書けない場合は「お知らせ」だけ掲載された
りしますので、その当たりも新規ご購読者の方はご容赦を、、、(笑)。

CQLA通信より、頻繁に更新されますので、ご興味のある方は「藤井三香のオ
ーストラリア便り」をご購読ください。

【4】おすすめの宿泊施設
CQLA宿泊施設、各キャンペーン期間が更新されましたので、ご確認下さい。

        CQLA宿泊プログラム
        http://www.cqla.com/acc_program.html

弊社CQLAの人気施設「ハーバー・ライト・ケアンズ」「ザ・レイクス・ケアンズ」
「シティー・キーズ」「ピアモンデ」「パラダイスパームズ」など、ご好評につき引
き続きキャンペーンを公式に2012年3月31日ご滞在までを延長致しました。

実は、2011年の東北大震災と東電の節電計画で、企業の経営が圧迫される
中、これを機会に、逆に普段とれない長期休暇を取って社員にリフレッシュして
もらおうという「無休休暇」企画をANZ全日空が、この8月中旬からスタートする
ことになりました。

ロングステイ財団もANAから協力を要請され、世界各国のLS財団の協力機関
であるCQLAを含む関連海外企業に「ANA無休休暇リフレッシュ企画」が要請
されました。

最終的にANA側が選択したのは、「語学研修」を中心とした滞在企画ということ
で、弊社CQLAを含む5ケ国5企業の企画が選択され、CQLAは「語学学校滞
在」と「市内滞在」の二つの異なるパターンをご提供しています。

その「市内滞在」で選択した宿泊施設が、下記になります。

       コーラル・ツリー・イン
       http://www.cqla.com/acc_coral.html

今回のANZ全日空の「無休休暇」の対象者は、ANA社員の「20〜30歳」「シン
グル」「数週間」「数人でシェアーして宿泊費用が抑えられる施設」という依頼を
LS財団から受けましたので、上記の施設では「4週間プラン(二人シェアー)」と
して提案しています。

各部屋の内装が改装され、レストランも朝食・夕食にオープン。1〜4週間の如
何なるご滞在にも適しています。コストを抑えてもグレードをキープしたい方にお
勧めの施設です!

勿論、CQLA顧客の方にも「4週間滞在」であれば、同じようにスペシャルレート
でご提供できますので、今回、ご案内させて頂きます。是非、ご覧下さい。

ロケーションは、CQLAオフィスの隣りになります。通常は短期滞在の「オフショ
ア講座」受講者などがよく利用されるのですが、単身・カップル・ご家族など、ど
のような方にもご利用頂いており、好評です。

***************************あとがき***************************

こんにちわ!  CQLA代表藤井三香です。
7月は、大学院の「法律学Corporate Law」の集中講義がありました。実は昨年
7月に受講して、リサーチ論文も出して、あと10日で試験、、、、という時に実家
の不幸があり、そして2ヶ月後にまた実家の事故・入院があり、、、とうとう1年
越しになりました。これがとっても面白いサブジェクトなのですが、豪国で一番分
厚い法令と裁判例を、たった3週間でマスターしないといけない、、、イヤ〜「時
間」と「脳みそ」との戦いでした(笑)。何せ、会社経営しながらですからね、、あ
とラジオもボランティア・プレゼンターとは言え、自分の番組ですから、毎週、入
れ替えないといけません。
今は、これも実家の不幸で「1年越しに延期」した我が家の「裏庭20mプールプ
ロジェクト」を今年の夏がくる前に今年はど〜しても「実現」したく、、、先週からや
っきになって進めていますが、ソーラーの問題やエンジニアリングのこと、電気の
こと、ケミカルのこと、水の種類のこと、ペブルの色のこと、、、、こだわる性格な
んで、全体像がちゃんと納得できるまで、何度もあちこちに電話や相談に行くも
のですから、関係者の皆さんは「またMIKA、、」と思ってることでしょう(笑)。
世界マーケットが超不安定な中、オーストラリアの問題といえば、オーストラリア
に保護してもらいたくてどんどんとやってくる違法ボート難民を阻止する為のディ
ールで(UNAの人権保護策に加盟していない)マレーシア国への搬送に反対す
る政治家・団体・弁護士がいて、とうとう裁判所が一時差し押さえしたりしたもん
だから、逆に、またどんどんとボート難民がきていて、、、、それも、2011年8月
のこのタイミングでも、オーストラリア政府は「2012年に黒字化」「カーボンTAX
導入しても国民負担はない」と強気、、、、、オーストラリアは今の世界各国とは
どうも次元が違うレベルでの暖かい「心」と「懐」のようです。(有り難や〜!!)
そうそう、、、米国格下げの波紋は、当然、オーストラリアの為替市場にも影響し
ていますから、豪ドルへ替えたい方、、今のチャンスを見逃さないように!リアル
タイムの為替マーケットを見ていますが、8月12日昼現在、また値戻ししてきて
ますからね、、、お早目に!

2011年8月12日

ケアンズ・クオリティー・オブ・ライフ・オーストラリア
Cairns Quality of Life, Australia (CQLA)

      大好評!MIKAの日本語FMラジオ「生」放送
毎週(土)午後6-7時 ケアンズ・コミュニティ―・ラジオ局FM89.1

********* CQLA is the only official window of
              the Long Stay Foundation(Japan) in FNQ ************

*ロングステイ財団公認海外窓口(サロン)の役割も兼務しております。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Cairns Quality of Life, Australia Pty Ltd. (CQLA)
No.8, Solander Medical Centre
182 Grafton Street
Cairns QLD 4870 Australia
Email: office@cqla.com
http://www.cqla.com/
English: http://www.cqla.com/x_english.html
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※上記内容に関するお問合せやそれ以外のCQLAに対するお問合せは
 右記→よりどうぞ! http://www.cqla.com/autores/form_ask.html

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 希望は次のメールアドレスへお知らせください。 cqlaoffice@aol.com

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